映画な談話室
17備忘録5月 - 忠さん
2017/05/14 (Sun) 12:55:15
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「映画」の話題で、うれしかったこと、心に残ったことを備忘録のつもりで、気楽に綴っていきたいと思います。月単位で綴る、ずいぶんズボラな日記?と思って読み流してください。また、この文章は大概酔っぱらった勢いで書く場合が多いはずですので、シラフになった時に、加筆訂正もありえますので、ご承知願います。では、早速始めます。
5月12日(金)「エイガな縁(えにし)」
同僚のMさんから、DVD二本をお借りしました。『ウオルター少年と夏の休日』と『男はつらいよ 寅次郎 真実一路(シリーズ34作目)』。お父上が大の映画好きで、たくさんの録画した、ビデオやDVDを残されたというお話を以前聞いていて、その時は「見たい、見せて」などと無責任な言葉を言ってしまいましたが、Mさんはその言葉を忘れないで頂いていたみたいで、この度、私に合いそうな映画を二作もってきていただきました。Mさんの心配りと優しさが心にしみました。あらためて、「映画」がとりもつ「縁」の不思議と、すばらしさをかみしめています。これからも、素晴らしい人達との出会いが楽しみです。
Mさん、ありがとう。
その日、『寅次郎真実一路』を見ました。マドンナは大原麗子、エリート証券マンの夫と子供と暮らす人妻役。大原麗子を見ているだけで感激。映画全体に、活気がみなぎっています。寅さんと葛飾柴又の人達とのやりとりは、抱腹絶倒、軽妙でいて、泥臭くなく、テンポよく啖呵が続けば絶妙な「間」が入り、しんみりとした情感も漂わせる。山田洋次の演出が冴えが光る。久しぶりに元気が出ましたよ。
この映画はBS放送で、寅さんシリーズを全作みせるという企劃の中の一本です。本編が始まる前に、寅さん映画の面白い裏話も紹介されています。今回は、あのよう有名な主題歌 の話でした。作詞者・星野哲朗が歌詞を完成させるために相当苦労したようで、今日誰もが口ずさむテーマソングになったのは第五作からだそうです。